後鼻漏(こうびろう)について考える 008

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補足:すでに6年前の記事ですが、2016年8月に少し手を入れました。
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なんうん堂が出をくじかれた2011年。
しかも今のところメインの記事はの話題の後漏。

年頭に華ならぬ鼻を飾ってしまいましたねえ。

で、続きです。

a.粘り(ねばり)の強い鼻水が、ノドの奥にくっついて取れなくてツライ
というのは、鼻の奥からタン(痰)のような鼻水が出ているから、と書きました。

風邪をひいた時、ノドから出るタンも粘り気がありますし、後鼻漏の成分とノドから出るタンの成分には、細菌と戦って死んだ白血球が含まれています。

風邪をひいた時にタンが出るのはノドが炎症を起こしている、腫(はれ)れているからなんですが、これってつまり、『鼻の奥に炎症を起こしているところがある』ってことなわけです。

鼻の奥で膿が出続けている→粘り気がある鼻水が出続けている
という具合です。

そうやって考えてみると、
b.粘りはそれほど強くないけれども、ノドに流れる鼻水の量がハンパではなくてツライ
というのは、鼻の奥が腫れている、炎症を起こしているんだけれども、それほどヒドク無い、ということが言えるわけです。
粘り気のある鼻水は出ているけれども、ノドに引っ付いて離れないほどは粘っていない鼻水ということです。

というわけで、
後鼻漏の原因は鼻の奥の炎症
そして
後鼻漏がツライのは、粘り気のある鼻水
言い切って良いと思われます。


えーとここで後鼻漏の時に感じる「多量の鼻水」についてちと考えてみます。

こんな経験はどなたにもあると思いますが、寒い日にラーメンなんぞを喰ったとき、鼻水が大量に出たりしますよねえ。
寒い空気を鼻で吸い込んだだけでも大量の鼻水が出ます。
これは後鼻漏というよりも前鼻漏です。

食事をとると、自律神経の働きで鼻水が多くなったりします。

また寒い空気を鼻で吸うと、鼻水が一時的に多く出て、鼻の中の粘膜を潤(うるお)します。

でもこれを読んで下さっている皆さん。

飯を喰った時に出る鼻水って、鼻の穴から前に出てくるのばかりが気になりませんか

鼻水がノドの奥ではなく、鼻の穴から出てくる前鼻漏なわけですが、鼻の奥から出ている鼻水は別に前だけに出ているわけではありません。もちろんノドにも流れているわけです。

ここがひとつのポイントだと思います。
サラサラ流れる鼻水だったら、鼻の奥を流れて胃に落ちるのは、まったく気にならないのではないでしょうか?
というか、気づきもしないのではないでしょうか?

個人差があるので実のところ断言はできませんが、粘りが無ければ鼻水はまったく気にならないものだと思うんです。いかがでしょう。
なのでまた言いますが、お医者さんは「気にするな」と言うわけです。

せめて粘度を調べてくださいよお医者さんY(ToT)Y
お医者さんだって、注射器で鼻の穴の奥に、例えばバリウムくらいの粘度の液体を注入されれば、後鼻漏で感じる違和感がわかってもらえると思いますよ。

というわけで、やっぱり後鼻漏のつらさの原因は、粘り気のある鼻水が一番だと思うんです。

いかがでしょう?

で、また続きます。

at 10:00, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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後鼻漏(こうびろう)について考える 007

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補足:すでに6年前の記事ですが、2016年8月に少し手を入れました。
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おおみそか暮れましておくたびれ様です。

なかなか書けなくて申し訳ありません。と言ってもこのブログを読んでいる方はまだあまりいないのでまあいいかと、、、

で、やっと前回の続きです。

後鼻漏のツライ症状は、

a.粘り(ねばり)の強い鼻水が、ノドの奥にくっついて取れなくてツライ
b.粘りはそれほど強くないけれども、ノドに流れる鼻水の量がハンパではなくてツライ


が代表的な症状ではないかなあ、と前回勝手に定義したんですが、これが正しいかどうかはともかく、あまり話題を広げるとトッ散らかってしまってわかりづらいものになってしまうので、何しろこれでやらせていただきます。
今だってかなりいっぱいいっぱいだったりしまして、、、


というわけで、この二つの症状について考えてみたいと思います。


前にも書きましたが、鼻水は後鼻漏ではない人でも1日に約1.5リットル出ていて、吸った空気を湿らす以外は鼻の奥からノドを通って胃に流れていっています。

1.5リットルって、1リットルの牛乳パックが1本と半分です。
500ミリリットルのペットボトルが3本分。
ビールの中ビンも500ミリリットルですから、やはり3本分。
と、こう書くと、なかなかすごい量の鼻水が出ているわけです。

ついでに書きますと、1.5リットルのうちの半分は吸った息の湿り気となりますが、副鼻腔という鼻の穴につながっている部分も含めると、合計で6リットルも出ているらしいです。お医者さんが書いたそういう論文を読みました。

それが起きている間も寝ている間も、いつも一定の量では無いにしろ、何しろ出続けています。

ということは、この事実から考えると、後鼻漏ではない人は、
『鼻水が流れているのが気にならない人』
という事になるわけです。

実のところ、この「鼻水は1日1.5リットル出ている」というのは生理学の本に書かれている事でして、後鼻漏の人はもっと出ている、などと書かれているわけではなく、またそれを調べた人の論文を読んだわけでもないので、もしかすると後鼻漏の場合は違うかもしれません。

生理学の本に書かれている事は一般的な健康な人の平均的な状態ですので、後鼻漏の場合について書かれているはずもありませんし。

ですが、個人差はあるにしろ、やはり誰でも大量の鼻水が鼻の奥からノドに流れていることは間違いなく、それなのに人によってそれが気になる場合があるのはナゼか?

その原因が「後鼻漏の鼻水は普通の鼻水と違うから」であるとなんうん堂は考えているんです。

「鼻水が普通でない」のが後鼻漏だと。

そんなことわかっているわ!と言うなかれ。
キチリと理論立てて考えるにはシッカリ押さえて置かなければならないポインツです。


で、ここで先にあげた二つの症状をについて見てみます。


a.粘り(ねばり)の強い鼻水が、ノドの奥にくっついて取れなくてツライ

粘りが強い鼻水。
「粘り強い」というのは人の性格だったらスバラシイのですが、それが鼻水になると、それが気になって粘り強く何かをこなすことがむずかしくなりますねえ。

でもこの粘る鼻水以外にも、普通の鼻水は出ているはずなんです。
そうでないと、吸った息が湿らず、肺が痛んですぐにカゼをひいてしまうはずなんです。
肺は人の臓器(胃とか腸とか肝臓とかそういう内臓のこと)の中で一番病気になりやすいんですよ。

粘り強い鼻水がノドにたまって、それがある時胃に流れずに間違って肺に入ったりしてもカゼをひく場合がありますが、ここでは鼻水についてテーマをしぼる意味で、それについては触れないでおきます。

じゃ、その普通で無い鼻水って何なの?って事ですが、鼻水以外に鼻の中で出来る粘りの強い物っていうと、パッと思いつくのが「膿(うみ)」です。

後鼻漏の鼻水を調べたら、鼻の中で病原菌と戦って死んだ白血球が見つかります。

これ、ノドだったら痰(タン)です。

ノドが腫(は)れて、白血球がノドのカゼの菌と戦って出てくるのがタンなわけで、タンって粘りがありますよね。


すみません、、、
ここまで書いてクタビレました。

この続きはまた来年とさせていただきます。

そして最後のチラカで締めのごあいさつをさせていただきます。

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今年今月おかげさまをもちまして、なんうん堂鍼灸院は出張専門の鍼灸院から、やっと開院して施術室を持つことが出来ました。

出張での鍼灸施術はつっこんだ治療もやりづらいし、移動や準備の時間がかかってしまうなどの制限もありましたが、これでより患者さんに喜んでいただける体制が整いました。

まだ新しい始まりでしかありませんが、やっとたどり着けた感があります。
ですがもちろん、少なからぬ方々からご支援をいただき、またお目をかけていただいた先生方おかげです。

また、日本の鍼灸や漢方を守り続けてきて下さった尊い先達の方々や有志の方々、そして矢数道明先生や工藤訓正先生の余徳のおかげをもちまして、それで何とかやってくることも出来ました。

なんうん堂もそういった先生方の恩に報いるために、そして西洋医学からは扱ってもらえず苦しんでいらっしゃる多くの方々のお役に立てるよう、あらためて努めて行く所存です。

皆様にはまだまだお助けいただく事もあるとは存知ますが、それ以上に多く報いていきたいと、そういう気持ちでやって行きます。

皆様本当にありがとうございます。そしてこれからもよしなにお願い申し上げます。


どうぞ来年も皆様にとりましてよいお年でありますように。




って、ふぅ〜〜〜〜
かしこまってますますクタビレテしまった。。。


では〜〜〜〜

 

at 17:00, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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後鼻漏(こうびろう)について考える 006

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補足:すでに6年前の記事ですが、2016年8月に少し手を入れました。
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とまあ前回までは後鼻漏そのものについてではなく、お医者さんがなぜ後鼻漏をとりあってくれないかというテーマだったわけですが、また少々ムズカシイ言葉でいうと、

お医者さんと患者さんとの「認知フレーム」の違いに原因があるのでは?

ということが言いたかったわけなんです。「認知フレーム」とは、人それぞれの物の見方や考え方のことで、その違いとは、お医者さんと患者さんの考え方や見方が違う、といったことです。

日本でも幕末に、海外の戦力が圧倒的であることを知らない多くの人たちが、攘夷論(じょういろん:外国は打ち払ってしまえという考え方)を主張していたんですが、そんなことをしたら日本はあっという間に負けて占領されてしまうことを知っていた人たちが佐幕論(さばく:佐は「助ける」という意味で、幕府を助けるということ。当時の中央政府である幕府は、戦えば負けるとわかっていたのでとりあえず開国してなんとか乗り切ろうとしていました)を主張していました。

攘夷論者と佐幕論者との「認知フレームの違い」と言いたいわけで、読みづらく面倒くさいですねえ。

ですが、鼻だけではなく身体についてのあらゆる情報を持っている専門家のお医者さんと、後鼻漏がつらいという症状だけしか知らない患者さんの認知フレームが違うなんてのは当たり前です。

お医者さんを攻め気味に書きましたが、ですがお医者さんは知識も情報も与えられた権利もたくさんある圧倒的な強者なんですから、弱者である患者さんにもう少し歩み寄ってくれたらなあとちっとだけ思います。たしか医学部を卒業するには私立大学でも一人あたり5000万円くらいの補助金を、国からもらっているわけですし。お忙しいのはとてもわかりますが。

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でそんなことはさておき、お医者さんではなくまた後鼻漏そのものに話題を戻して考えてみようと思います。

基本的な部分なんですが、後鼻漏と言われる症状は何がツライのか?を考えてみたいと思います。

後鼻漏という名前からすると、ただ鼻水が鼻の穴の方ではなくノドの方に流れるという意味だけですもんね。(もちろん鼻漏ってのが普通の鼻水の状態ではありませんが)

なんうん堂が考えるに、

a.粘り(ねばり)の強い鼻水が、ノドの奥にくっついて取れなくてツライ
b.粘りはそれほど強くないけれども、ノドに流れる鼻水の量がハンパではなくてツライ


の二つが大まかな症状ではないかなあと思います。

このほかにノドや鼻の奥の臭いがツライとか、つねに鼻をかんだりして出さなくてはいけなくてツライなどあるかと思いますが、これらの症状は上の2つに関連している症状として説明できそうなんで、とりあえずこの考え方を元にして考えを進めていきたいと思います。

というわけで、ってどういうワケなんですか!とツッコまれるとまた説明が面倒なんですが、とにかく続きます。

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アップ直後ですが追記:

先日のニュースで、「ひきこもりの分析で対立 厚労省「精神障害」、内閣府「社会風潮」(産経新聞)というのがありました。

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記事から引用:
「ひきこもり」の原因は精神障害か、それとも社会風潮か−。ひきこもり支援のあり方を検討するため、厚生労働省と内閣府がそれぞれ実施した調査で異なる原因分析が提示された。「原因は精神障害」とする厚労省に対し、「原因は生きづらい社会風潮の進行」とする内閣府。関係者の間には困惑が広がっている」(以下略)
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それぞれがやった調査の結果から判断が分かれた、とのことですが、これはむしろ最難関のI種試験を通ってきたお役人さんと、現場で患者を診ているお医者さんとの「認知フレーム」の違いのせいではないでしょうか?

調査なんてのは調査する人がどういう風にするかで、同じものを調査しても結果がまったく違ってきますし。

お役人さんは「引きこもりなんて、あんなの単なる怠け(なまけ)だ」という認知フレームがあるような気がしてなりません。

もっとも内閣府側はあまり予算をかけたくなくて、厚労省側は医療の枠で予算を取りたい、という駆け引きがあるの「かも」しれませんが、こういうのはなんうん堂の考えや憶測ややっかみですのであまり深くは受け取らないでください。(←誰に向けて言っているんだ?)


引きこもりとは少々違いますが、抑うつ症状の人は周囲の無理解な人に「なぜそんなこともできないんだ」と、まるで怠けているような見方をされがちです。
こういう時。病的な症状が他人にはわかりづらいので本当に理解されません。

本当に精神的な場合もありますが、心身症といって身体が原因でマイってしまっている場合は、鍼灸でものすごく良くなることがたくさんあるんです。

このところ元気が出ないとか、どうもヤル気が出ないといってお医者さんにかかっても、「なんともないですねえ」と言われてうつの薬や睡眠薬を出してくれるだけだったりするんですが、鍼灸に行ってみたら身体にいろいろな症状が出ているのがわかって、それを取ってもらったらアッサリとスッキリしたなんて山ほどあります。

マッサージやカイロや整体も気持ちいいんですけれどね〜
その時だけで長続きしないんですよね〜
とこれもなんうん堂がそうなのであって他の方はどうかわかりません。
(鍼灸の宣伝と受け取られる方もいらっしゃると思いますが、まあそういうのもありますが、鍼灸は素晴らしいのになかなか人様に知られていないものでして、、、私鍼灸師ですし、、、まあ許してください、、、 どうせこんな濃い文章をここまで読んでいる人も少ないでしょうし、、、)

とまあ引きこもりについてなんですが、とある鍼灸師の「認知フレーム」から言わせていただくと、患者さんが気づいていない慢性の肩こりだとか腹痛がある可能性があって、それを鍼灸でなんとかできる場合があるよ、と、ちとお知らせさせていただきますです。

 

at 10:00, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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後鼻漏(こうびろう)について考える 005

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補足:すでに6年前の記事ですが、2016年8月に少し手を入れました。
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まいどどうも。

前回のつづきで、「集中力の持続を妨げるものは何か」、なんですが、その前にもうすこし合理的な理由で、お医者さんが後鼻漏を気のせいだとおっしゃる理由についてやらせていただくことにしました。あしからず。

でもうざっと述べますが、


a. 診察して鼻の中をのぞいてみて、見た目が同じような後鼻漏の人でも、日常生活でまったく気にして無い人がたくさんいるから。

b. 鼻の中は狭くて複雑で、何人も患者さんを診なくてはいけない一般のクリニックでは、そこまで診ていられないから。

c. 保険の点数が低いし、後鼻漏は耳鼻科の学会では重要視されてないから。

d. 後鼻漏の患者さんを診なくても別に他の患者さんを保険で治せば経営が成り立つから。


とまあそんなところではないかなあと、つらつら考えていました。


a.の「気にしていない人がたくさんいるから」なんですが、気にしていないんではなくて、
「気づいていない」んですよ。

後鼻漏の人のほとんどの原因は「慢性副鼻腔炎」や「鼻道の炎症」、つまり「鼻炎」なんですが、これって子供の頃からずっとかかっていたんで、それが当たり前なんだなあと思って気づいていない人が山ほどいるんです。

なんうん堂もその1人。
ではどの時点で気づいたかというと、、、

鍼灸師は国家資格で学校を卒業してやっと国家試験が受験できますが、学校でやることは8割がた西洋医学で東洋医学よりも時間をかけています。

鍼灸師はもともと、耳鼻科だ整形外科だ産婦人科だ泌尿器科だとか決まった範囲ではなく、全身に出るあらゆる病気に対応するので、およそ人がかかる代表的な病気についての講義も必ず受けます。

そういった講義や基礎医学の講義(生理学や解剖学)の講義、それになによりもインターネットの情報のおかげもあって、やっと自分が「後鼻漏」なんだなあ、と気づきました。


少し前まで、子供でよく「青っ洟(あおっぱな)」をたらした子供をよく見かけたもんです。

「あおっぱな」というのは、膿(うみ)です。
風邪をひいた時にも出ますが、免疫が未完成な子供が風邪でも無いのに出たりもします。

昭和の頃は、よく青っ洟をふき過ぎて袖がテカテカになった若い小僧どもがたくさんいたもんですですねえ。
なんうん堂は袖で拭いたりしませんでしたが、やはりよく鼻水が出ていたし、しょっちゅう風邪もひいていました。

まあそれはさておき、つまり鼻の中が炎症を起こしているから膿が出るんですが、で、膿の原因の鼻の炎症や風邪は、つまりアレルギー反応だったんですよ。

寒いから風邪をひいたんではなく、なにかのアレルゲンに反応して、それで鼻水が出たり風邪をひいたりしていたんだなあ、ということが今更ながらわかったわけですコンチクショウ!


で、このアレルギー反応である鼻炎は、日本では以前に比べてものすごくひどくなってきたようなんです。


なんうん堂が生まれた頃は、それまで人類の歴史には無かった様々な新しい化学合成品がたくさん出始めた頃でした。

プラスチック類や農薬・殺虫剤、家に使われる建築用や建材用の接着剤、添加剤、いくらでもあります。

それに戦後、食生活が新しくなり、それまでに無かった食材も増えました。

日本人は歴史的に長いこと一汁一菜が食事の基本スタイルで、最近になって高たんぱく、高脂肪、高カロリーの食事スタイルになったんですよ。

1日に3食食べるようになったのも最近です。

このように、いままで生活の中に無かった新しい物質にふれる機会がものすごく増えて、人の身体の免疫機能がもうイッパイイッパイになってしまっているんです。

花粉症なんて、なんうん堂の親の世代ではありませんでした。
まあたぶんあったにはあったんでしょうが、社会現象として気づかれるほど深刻なものでは無かったんです。
(食べすぎで太った人もいませんでした。)

大人で突然花粉症が出てしまった方が多いですが、これは自分の持っている免疫の能力を超えてしまって、それで花粉にも反応するようになったという考えをする先生もいらっしゃいます。こういう方に良くあるのは、スギだけ花粉症だったのが、そのうちヒノキや別のものにも花粉症が出てきてしまうというパターンです。

これは確か学校に行っている時先生に聞いた話ですが、海外(確かインド人)のお医者さんが、「日本人の花粉症は他の国に比べて症状が重いね」と言っていたそうです。

インド人だからインドで開業しているお医者さんか、あるいは本当にそう言ったかどうかはわかりませんが、そのくらい現代の日本は、人の免疫機能にとって大変な環境になっているんだなあと、その話を聞いたときに強く納得しました。

ここら辺の話は、化学物質過敏症について調べていた際に知った情報です。
お医者さんによっては否定する方もいると思います。


で、「鼻炎や副鼻腔炎(つまり後鼻漏)に気づいていない」ということなんですが、

小さい頃から鼻の辺りに違和感があっても、それが当たり前でずっと生きてきた人にはわからないんですよ。
だから前回の「お医者さんは健康に育ったからわからない」につながるわけなんですが、、、


慢性の鼻の炎症は、鈍い(にぶい)痛みが続いて「集中力の持続が困難」な場合がよくあります。
鼻炎 集中力」で検索してみてください。
ここ↑をクリックしても検索できます。

この「鈍い痛みが続く」ってのも気づきにくい原因のひとつです。


ですので、「勉強ができる=長く集中力を継続できる」お医者さんは、そもそも鼻の症状の苦しみがわからない可能性があるし、一般の人はあまり激しい症状でない鼻の事なんて、高度に集中しなければいけない仕事をしない人には、知識も情報も無いから気がつきもしないしそもそもわからないもんだと思います。

でもこの鼻の中の炎症があるということが、長い目で見れば一人ひとりの人生の質に差をつける原因であることは、これは説明しなくても納得できることではないかと思います。

ところで、ゲームや遊びは長い時間できるのに、勉強はダメ、というのは「使う集中力の種類と量が違う」ので、一緒にしないで下さいね。

今回は後鼻漏が集中力の持続を妨げる(さまたげる)ことについて考えてみましたが、集中力の持続ができない原因はもちろん鼻の中の炎症だけではないです。

これについてはこれでまたいろいろな考えがありますので、このことにスポットをあてて考えて行こうと、これまた勝手に考えています。

 

at 12:00, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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後鼻漏(こうびろう)について考える 004

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えーと後鼻漏とは関係ないですが、開院の準備がほぼ整いました。
今までは出張治療専門でしたが、これからは施術に整った環境で、より治療に集中できるようになりました。
公式ホームページはこれからぼちぼち直していきます。

と、それはさておきまして、、、

お医者さんが後鼻漏を「気のせいだから気にするな」と、悪魔のようなことをおっしゃる理由なんですが、なぜお医者さんが後鼻漏のあの不愉快な症状を取るに足らないと思ってしまうかというと、こういう理由もあるんじゃまいかと、なんうん堂は踏んでいるんです。


その理由とは、「お医者さんは健康に育ってきたから、『患者の痛み・苦しみがわからない』」ということです。


もちろん一般論ですので人それぞれですが、これにはいろいろと付け加えて説明しなければいけないことがあります。
小難しい言葉をまじえますが、それを説明していこうと思います。


一般的なお医者さんは最難関である大学の医学部に入ることができるくらい勉強の成績が優れています。

勉強の成績が優れている、ということは、言い換えると、

『集中力を持続させることができる』

ということなんです。


勉強というのは、特に受験勉強などは、覚える努力を1万時間なら1万時間続ける事ができれば、誰でも達成することができるものです。

その努力がこなせるかどうか、それが学力です。


よく「わたしは○○勉強法で、東大に受かった!」という具合の本がありますが、集中力を持続することができる人は、自分なりの勉強法などやっているうちにいつの間にか出来上がってしまいます。

勉強法が試験を突破させたのではなく、落ち着いて長い時間本を読み、理解することができる、という持続的集中力、が試験勉強をこなすことができた最大の理由です。


このブログを読んで下さっている皆さんは頭が良いと思います。
こんなに普段目にしないような内容なのに、ここまで読み進めていらっしゃるんですから。

でもこれ以上書くと、とっ散らかってしまうので、今回はここまでにしておきます。

次回は、「集中力の持続を妨げるものは何か」という側面を考えてみます。
>>後鼻漏について考える005
>>後鼻漏について考える 目次

 

at 08:00, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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後鼻漏(こうびろう)について考える 003

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補足:すでに6年前の記事ですが、2016年8月に少し手を入れました。
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後鼻漏(こうびろう)について考える 001で書いた鼻漏(びろう)について間違いがありました。

鼻漏は病名でした。

病的な鼻汁(びじゅう)が鼻漏なんですね。なので病的で無い鼻水がノドを通って下にいくのは後鼻漏とは言わないらしいです。
間違っていたので訂正します。
ですので、「家庭の医学」のような本にも載っているかもしれません。特に調べはしませんが。


では「病的な鼻水」って何?ってことですが、本当に簡単にまとめると、「異常な量の鼻水」「粘りの強い鼻水」という特徴の鼻水のことです。
後鼻漏にありがちな「ノドに引っかかって取れない」「ノドに鼻水がたまる」という症状にあてはまると思うんですが、いかがでしょうか?

鼻水は一日に1リットル以上出ているわけですが、それがもっと増えて、なおかつ粘り(ねばり)も強くなっているわけですから、これは想像するだにきついですよね。


で、「お医者さんが後鼻漏を『気のせいですよ』と言う理由」なんですが、なんうん堂もどうしてなんだろうと色々考えてきました。

今なんうん堂がわかっている情報を元に考えたんですが、どうも「咽喉頭異常感症(こういんとういじょうかんしょう)」という症状がポイントになっているようなんです。


なんなんでしょうねえ。この「咽喉頭異常感症」って?
そもそも「咽喉(いんこう)」って普段は目に触れないムツカシイ言葉ですので、ここから説明すると、

「咽(いん)」というのはノドの上の方のことで、「喉(こう)」というのはノドの下の方のことなんです。
つまり「咽喉(いんこう)」とは「ノド全体」のことです。

「咽喉頭異常感症」は、ノドの頭(上のほう)のあたりにヘンな感覚があって気になるよ、という症状ということです。


この「咽喉頭異常感症」なんですが、別に後鼻漏だけの症状じゃないんです。

咽喉頭異常感症で良く知られている症状は、「ヒステリー球」とか「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれる症状で、簡単に言うと、精神的にいろいろある人のノドのあたりに、何も無いんですけれどナゼか玉があるような感じがするという症状なんです。


この、
・「ノドには病的な症状が無い」
・「咽喉頭異常感症は精神的な症状であることが多い」
ということが、お医者さんが「後鼻漏なんて気のせいだ」と言うポイントの一つだと思うんです。


でもまだこれだけじゃありません。


でも長くなるのでまた続きます。

(※「梅核気(ばいかくき)ってのは、梅の種がノドの奥にあるような感じがする=ヒステリー球ってことです一応)
>>後鼻漏について考える004
>>後鼻漏について考える 目次

at 10:30, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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後鼻漏(こうびろう)について考える 002

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前回書きました「鼻の中からは毎日1.5リットルの粘液が流れている」という話ですが、正確に言うと、粘液という言い方は間違っています。

粘液は粘り気があるんですが、健康な鼻の中からは普通「漿液(しょうえき)」というサラサラの液の方が多く出ているんです。

ですから1.5リットル出ていても、別に気にもならないでノドを通って胃に落ちているのが健康な状態です。

でも後鼻漏として気になるのはナゼか。

それはサラサラしていない粘液のような鼻水が、鼻の奥にひっかかったりノドの奥に溜まったりすることなわけで、粘り気が多くなればなるほど気になって気になって仕方なくなります。

いくら鼻をかもうがすすろうが、鼻の奥からテコでも動かない粘り気の強い鼻水。
粘り気が少ない場合、今度はノドのあたりにたまっていつもエヘンエヘンとつっかかり、それを咳払いしなくてはなりません。朝起きた時、ノドに粘りのある鼻水が溜まっていてウンザリという場合もあります。


つまり後鼻漏はこの「粘り気の強い鼻水」が無くなれば気にならなくなるワケです。


人によって感じ方が違うので、後鼻漏でもぜんぜん気にしない人もいると思います。
お医者さんが「気のせい」と言って取りあってくれない理由の一つはこれですね。

このお医者さんが取りあってくれない理由について、次回もっといろいろと考えてみようと思います。

 

>>後鼻漏について考える003
>>後鼻漏について考える 目次

 

at 11:00, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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後鼻漏(こうびろう)について考える 001

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補足:すでに6年前の記事ですが、2016年8月に少し手を入れました。
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すみません。
書きたいことが山ほどありまして、一つのエントリ(記事)にまとめるとかえって伝わらなくなるので刻んで書いていくことにしました。

テレビの番組で一番の見どころの直前にCMを持ってくるようなウンザリするやり方みたいになるのは「ものすごくイヤ」ですのでそういうのはするつもりはありませんがあしからず。
このブログの名前である「南山北山」、つまり伝わる人にしか伝わらないと思いますので、もっと良い方法が見つかるまではこのやり方でやらせていただきます。

で、

後鼻漏、、、っていう言葉、なんうん堂はネットで探してその言葉を知りました。たぶんこの言葉を知った多くの方が、ご自分の鼻の症状はいったい何なんだろう?とネットで探して知ったことだろう思います。

「家庭の医学」のような、一般の家庭にある病気についての本にも載っていないと思います。

というのは、たぶん西洋医学をやっている一般のお医者さんから、後鼻漏は病気として認められていないからだと思います。

ですので、後鼻漏に苦しんでいる方が耳鼻科のクリニックに行って診てもらっても、お医者さんは、
「後鼻漏なんてのは気のせいですから」
とか
「後鼻漏は気にしないでください」
という風に言われる方がほとんどだと思います。

そう言われて「あ〜そうか〜 良かった〜 気のせいだったんだ〜。じゃ〜気にするのはや~めよっ!」って具合におさまるワケも無く、ここの先生は何なんだと別の耳鼻科を探すわけです。

あっちの耳鼻科、こっちの耳鼻科、こういうのをドクターショッピングと言います。
どこのお医者さんも相手にしてくれないとわかると、今度は代替医療(だいたいいりょう)の先生を探し始めます。代替医療の先生をあちこち探すのもドクターショッピングです。

代替医療(だいたいいりょう)って小ムズカシイ言葉ですが、私のような鍼灸(はりきゅう)師や按摩マッサージ指圧師や整体やカイロプラクティックのような、西洋医学以外の治療法のことです。(でも鍼灸師や按摩マッサージ指圧師は、整体やカイロと違って国家資格です とちっとだけ宣伝)。


じゃなぜ一般の耳鼻科のお医者さんは後鼻漏を「気のせいだから」と言って取り合ってくれないのか?
それについて考えてみました。

そのヒントになるのは基礎医学である生理学。生理学というのは、人の身体の働きや仕組みについての教科書です。医科大学で習おうが看護学校で習おうが鍼灸学校で習おうが、基本的に同じことを習います。(医師が監修して書きますし、、、)

で、これはネットでも調べれば引っかかりますが、こんな事実があるんです。
それは、

『人の鼻の中からは、1日に約1.5リットルの粘液が流れている』ということです。

粘液というか鼻水なわけですが、ちなみに唾液も1日でそのくらい出ています。

鼻水は常に出ていて、それが吸う息を湿らせて肺を乾燥から守っているんです。
肺は人の臓器の中で、一番感染症を起こしやすいところですからねえ。

吸う息を湿らすために蒸発する分以外の鼻水は、鼻の中や口の中から再び吸収されるところが無いので、前から鼻水として出なければ、当然ノドを通って胃に流れていくわけです。

前から鼻水で出れば「前鼻漏」、鼻の奥からノドに流れれば「後鼻漏」。
つまり後鼻漏が無い人は、医学的にはいないということになるんです。


続きます。
(内容を刻んでこの文章のボリュームとは、、、)
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後鼻漏(こうびろう)について考える 000

 

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補足:すでに6年前の記事ですが、2016年8月に少し手を入れました。
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すみません。

何がすまないかというと、開業準備がなかなか済まないのとブログを書かないことがすまないことです。

でももうそろそろ何とか院を開けます。


で、タイトルの後鼻漏(こうびろう)。
私も今になって考えれば若い子供の頃からこの症状があったことですよ。

今はインターネットのおかげで医療情報、特に基礎医学である生理学や解剖学の情報もかなり正確な情報がわかりますし、私は鍼灸師の国家試験を通ったわけですが、鍼灸学校で教わる事のほとんどは鍼灸の東洋医学ではなく西洋医学のことなんで、どうして後鼻漏という症状が起こるのかがずいぶんわかってきました。

といっても医者じゃないので鼻の中を見たとか計器で数値をはかったなどということはできませんので、自分の状態を学校で習った基礎医学(生理学や解剖学)の知識と照らし合わせながら仮説を立てつつ自分で自分を治療しているんですが、、、


で後鼻漏について私なりにわかったことを備忘録的に、つまり本を書くわけではないので思いついたことを筋道を立てないでバラバラと書いていこうと思っています。

西洋医学的な後鼻漏の定義もあるでしょうが、南山北山では特にそのことに縛られずに書いていこうと思います。というか縛られずに書きます。
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後鼻漏(こうびろう)について考える:もくじ

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後鼻漏(こうびろう)について考えてはいるんですが…

 

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= お知らせ =

(2016年8月補足)

 

なんうん堂鍼灸院では、NTA(鼻内接触鍼法)という当院独自の施術法にて、後鼻漏に対応しております。

 

施術は、耳鼻科クリニックにて鼻内の診察を受けている方に限らせていただきます。

(これは、一般の医院やクリニックで対応できる後鼻漏の原因疾患が無い事を確認するためです。)

後鼻漏でお困りの方は、お問い合わせください。

低音性の耳鳴りを併発してお困りの方も、併せてお問い合わせください。
鼻内の環境を良くすることで、緩和する場合があります。

なんうん堂鍼灸院公式ページはこちら

電話:03-6780-8913
※ セールスはご遠慮ください。
※ 施術中等は、留守番電話となります。
※ お問い合わせは、日曜祝日以外の午前9時から午後7時までの間にお願いいたします。

 

 

 

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