カッピングでドーピング?

ものすごく久しぶりに記事を書きます。

 

ブログもサイトも長いこと全然手を付けずにいましたが、もうそろそろリニューアルというか何とかしようと思い、影でつらつら作業していました。

 

そしたらリオオリンピックのこんな記事が、、、

ロシアが“怪物”マイケル・フェルプスに言いがかり カッピング(吸い玉)療法の痕をドーピングと同一視(産経新聞)

http://www.sankei.com/rio2016/news/160812/rio1608120072-n1.html

 

リオデジャネイロ五輪の競泳男子で五輪の通算金メダル数を22個に伸ばした“怪物”、マイケル・フェルプス(米国)の体に浮き上がる、青紫色の丸いアザが注目を集めている。

中国などでは日常的に行われているカッピング(吸い玉)療法の痕なのだが、欧米では馴染みが薄く、ロシアに至ってはドーピングと同一視して言いがかりをつけている。

(中略)

ロシアのテレビ局は、「カッピングの効果は、禁止薬物のメルドニウムと変わらない」と、荒唐無稽な主張を展開している。

 メルドニウムはもともと不整脈や心臓疾患の治療薬として開発されたが、血流を促進し、競技力を向上させる効果があるとして、今年から世界アンチ・ドーピング機関(WADA)が禁止薬物に指定した。(以下略)

 

◇◇◇◇◇

 

当院も鍼灸と合わせたカッピングをしていまして、まあ病態によってはよく効くわけですが、「メルドニウムと変わらない」という主張はちっと的外れですねえ。

 

メルドニウムがどうやって効くかは検索すればいくらでも出てくるので、生理学等の基礎医学の知識があれば理解できますし、なんうん堂もそれなりに理解しました。

 

で、メルドニウムとカッピングがどう違うかといいますと、メルドニウムは全身隈(くま)なくそれなりに血行が良くなるのに対して、カッピングは局所のツボの症状が出ているところの血行不良を改善する、という点なんです。

 

フェルプス氏のカップの跡を見てみると、右肩周囲に施術されているようです 。

http://cdn29.elitedaily.com/content/uploads/2016/08/08155849/Michael-phelps-cupping-olympics1-800x400.jpg

 

施術家として診てみると、見た通り、右肩関節と狙いの施術です。

よく言われる「経絡(けいらく)」を意識したやり方では無いと思われます。

ただ、このやり方、詳しくは書きませんが、当院のやり方とは違います。(もっと言えば、こんな跡がつくようなやり方はしません。)

 

競泳800メートル決勝のフェルプス氏の泳ぎを観てみましたが、右手でグッと水を捉えて泳ぐタイプのようです。

右肩関節と関節周囲の筋肉が柔らかく伸びやかに動いていて、観ていて気持ち良く動いていますね。

この右肩関節周囲のケアの一つがカッピングだったんでしょう。

当院とはやり方が違うんで、どこまで効いているかはわかりません。

 

水泳では、北島元選手のチームに鍼灸師がいて、練習後ふくらはぎに鍼をしているシーンをテレビで観たことがありますそういえば。鍼とカップとでは違いますが。

 

肩こりを施術する時もカッピングは使ったりしますが、鍼も灸も血行を良くしてこわばった筋肉等をほぐすわけでして、ケアに使えばそりゃ何もしないよりは全然イイに決まっています。(このカッピングはうっ血させているだけなんで、本当にどうだかわかりませんが、、、)

 

ドーピングとしての指摘は間違っていますが、ただ、当院でもやる置き鍼の場合は、一部の競技でドーピングとなるという話を、しかるべき方から教わったことがあります。しかるべき方が言っていたので、間違いないでしょう。

 

置き鍼は、フィギュアスケートの羽生選手も付けています。

 

 

カッピングはとても歴史が古いんですが、まだ注目されていないだけなので、もしかするとフェルプス氏に施されたようなカッピングも、そのうちエビデンスが確かめられたらドーピングになってしまうかもしれません。

 

 

、、、

とまあ久しぶりのサイト作業で、私も肩慣らしさせていただきました。

 

というわけで、全くもって使い勝手も悪く読みにくかった公式サイトやブログの整理を、これからつらつら進めていこうと思います。

 

よしなにどうぞ。

 

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補足です。

 

先ほどフェルプス氏の800mリレーの映像をあらためて観てみましたが、左肩にも薄っすらとカップの跡が残っていました。

一応両肩やっていたんですね。

連戦なので、右肩により頻繁にカップを付けていたのかもしれません。

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補足2です。

 

海外のブログから写真を引用しましたが、そのブログがおふざけのブログだったので、間違った合成写真を載せてしまっていました。

遅くなりましたが訂正しました。

すみませんでした。

 

ではでは。

at 18:41, なんうん堂, はりきゅうで治療

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後鼻漏ほか、少しだけ告知。

いつまでも年末年始のお知らせが出ているので小更新。

ブログにも手をつけることができておりませんが、公式ホームページにもまったく手をつけることができません。

昨年春に出した後鼻漏の施術の件も、より詳しくまとめて告知したいのですが、まだ先になりそうです。

ですのであらためて、少しだけブログでお知らせします。

===== ===== =====

●後鼻漏の施術には通常の手技に併せて、
 『NTA(鼻内接触鍼法:Nasal touching Acupuncture)』
 で施術いたします。

 鼻の中を刺さない鍼でこする手技です。

 鍼麻酔にて、鼻内の痛覚をマヒさせて施術いたします。(三叉神経の麻酔です)
 導入に少々時間がかかりますので、鍼麻酔には別途施術料がかかります。

 根治を目指しますが、後鼻漏の症状の半減は期待できます。

 医師による後鼻漏の診断が必要です。(後鼻漏の原因に深刻な病気が隠れている場合があります)
 
 詳細はお問い合わせください。

●うつ病の施術について:

 某製薬会社でも、最近うつ病に伴う身体の痛みについて宣伝がなされるようになりましたが、
 なんうん堂では、身体の痛み等が原因のうつ症状の治療をいたします。

 うつ病は、うつ病になるなんらかの原因によっておこる2次的な症状である場合が多く、
 その原因が身体にある場合、脳や神経に効く薬を服用しても、効果ははかばかしくはありません。

 また、身体の痛み等があるうちは、考え方も悪い方向に陥りやすくなります。

 薬による治療とは別に、身体を健やかに楽にするという治療法もあります。

 鍼や灸は痛い熱いと思われがちですが、そうではないことをご理解いただいてから治療をさせていただきます。

●首こりや肩こり、腰痛などの痛みの治療は、鍼灸院としてはできて当たり前ですが、
 そのほかにもほとんど知られておりませんが、対応できる治療はたくさんあります。

 まずはお問い合わせください。
 

at 14:00, なんうん堂, エトセトラ

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後鼻漏(こうびろう)について考える お知らせ

= お知らせ =

(2016年8月補足)

 

なんうん堂鍼灸院では、NTA(鼻内接触鍼法)という当院独自の施術法にて、後鼻漏に対応しております。

 

施術は、耳鼻科クリニックにて鼻内の診察を受けている方に限らせていただきます。

(これは、一般の医院やクリニックで対応できる後鼻漏の原因疾患が無い事を確認するためです。)

後鼻漏でお困りの方は、お問い合わせください。

低音性の耳鳴りを併発してお困りの方も、併せてお問い合わせください。
鼻内の環境を良くすることで、緩和する場合があります。

なんうん堂鍼灸院公式ページはこちら

電話:03-6780-8913
※ セールスはご遠慮ください。
※ 施術中等は、留守番電話となります。
※ お問い合わせは、日曜祝日以外の午前9時から午後7時までの間にお願いいたします。

at 09:00, なんうん堂, 後鼻漏(こうびろう)について考える

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